憧れのVanLife5 それでも機能している

COLUMN

2019年07月16日

手に入れてすぐにドアが開かなくなり、いろいろなところから雨漏りはするし、その後もいろいろな問題が噴出している(そのことは後日、またこのブログで報告する)。

ところが意外なことに、キャンピングカーとしての機能はほぼ正常に動作する。

電子レンジだけは、通電しているものの、まったく料理は温まらなかったが、これは6000円ほどで手に入れた新品電子レンジの購入によって問題解消された。

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一旦、外枠を外して電子レンジを入れ替え、新たに枠を作ってなんとか再装着。

ただ元々、装着されていた電子レンジが極端に高さが低いモデルで、格納するのに手こずったのと、電気製品の周波数が、関東と関西で、50ヘルツと60ヘルツの違いがあるので、ヘルツフリーのモデルを探すのには苦労した。

他に正常に機能している箇所は、まずは3ウエイ冷蔵庫。「3ウエイ」というのは、LPガス、100ボルト電源、12ボルト電源で使えるという意味である。

100ボルトは外部電源と言って、外から一般家庭の電源を繋げば、きちんと冷えてくれる。12ボルトというのは、走行中にクルマのバッテリーによって動作する。

で、LPガスというのは、冷蔵庫に内蔵されているアンモニアの気化熱を利用して、庫内を冷やす仕組み。

詳しいシステムはこのサイトを参照にしてほしい。

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5キロのガスボンベが2本。予備で2キロが1本。法的には合計20キロまで積めるらしいが、10キロほどで十分。

我がVanには5キロのLPガスが二本搭載されているのだが、12ボルトはもちろんのこと、100ボルトより良く冷える。そして消費ガスもほんの僅かだ。このLPガスで冷える冷蔵庫は、我がVanLifeでもっとも使える機能だと思う。

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右の緑のスイッチが100ボルト(120ボルト)、その横の赤いスイッチが12ボルト。そして指さしているのが、LPガスのスイッチ。この3つの方法で冷蔵庫が可動する。すげえ!

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もちろんLPガスを使ってクッキングも。2口コンロで便利。

そしてそのLPガスを使って、冬場はヒーターが使えるし、ボイラーに貯めたお湯も使える。もちろん2コンロのガスバーナーも使える。

静かなキャンプ場などではマナー違反になるので、あまり使う機会がないが、発電機も積んでおり、電源のない場所でも電子レンジなどが使える。

購入時にサブバッテリーという、再充電が可能なバッテリーを新たに交換したので、二晩くらいの通常照明なら、難なく使える。もっとも消費電力が大きい古い電灯を、すべてLEDにしたのも、サブバッテリーの消費が抑えられる要因となっている。

清水が150リッターほど積めるのだが、そんなに積むと燃費にも影響するので、だいたい出かける時には50リッターほどの水を貯める。これで食器の洗い物も済ませるし、手や顔、それに歯磨きにも使える。日本国内では、どこでも清潔なトイレがあるので、トイレやシャワーを使う機会は少ないが、いざという時には、それらもきちんと機能している。それに嬉しいことに、我が家には汚水槽があるので、そこにパイプを繋げば、使った汚水をワンタッチで流すことができるのだ。

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サブバッテリー、LPガス、清水タンク、排水の残量などが示されるパネル。ハイテクー!と言いたいところだが、結構、いい加減(笑)

外部電源に繋いでいる時(主に5LAKES & MTのショップに滞在中)には、エアコンで車内は涼しく快適で、冷蔵庫も冷えているし、電子レンジも使える。もちろんコンセントも普通に使えるので、ラップトップでの仕事も捗る。さらに嬉しいことに、今年からショップから歩いて1分のところにコンビニも出来たので、ランチ等にも不自由することはない。

ということで、移動オフィスとしての機能は完璧なのだが、その移動中に些かの問題があるのと、雨が降るとねえ・・・