憧れのVanLife25 本場、アメリカでのVanLifeをスタート

COLUMN

2020年03月01日

昨年(2019年)の5月に24年前の中古のフォードのバンを手に入れ、内装を換え、ブレーキ関係のオーバーホールを施し、細かい故障箇所を修理して、あれこれ苦心を重ねて、なんとかVanLifeを楽しめるようになった。

これまでに何度もアメリカに来ているが、仕事以外でモーターホームを借りたことがない。
モーターホームのイメージは、なんとなくリタイヤしたお年寄りが楽しむものという先入観があった。
しかし自分もリタイヤこそはしていないが、「お年寄り」には片足を突っ込んでいる。いや客観的に見れば、全身、突っ込んでいるかもしれない。

まあそれはどうでもいい。

日本でVanLifeの真髄を探求しているならば、本場、アメリカでのVanLifeを楽しまない手はない。
ということで、今回、初めてモーターホームを借りてみた。

これがRVレンタルの広告付きのクルマの写真



さきほど「モーターホームのイメージは年寄りだ」ということを言ったが、ここ数年ほど、アメリカの国立公園でテント泊していると、若い人たちがレンタルしたモーターホームで遊びに来ているのをよく目にする。

なぜレンタルって判るのか? 

車体にそのレンタル会社の派手な広告が描いてあるからだ。
実はそこに描いてあるURLをこっそりメモって、今回もモーターホームをレンタルしたのである。

もちろん日本から手配できるモーターホームもある。だがそれらは目ン玉が飛び出るほど高価だ。

実は知り合いが昨夏に日本で手配できるモーターホームを1ヶ月借りたらしいが、その料金はなんと100万を軽く超えたという。

実は今回、約2週間、モーターホームを借りたが、その金額は約8万ほど。仮に一ヶ月借りても、20万ほどである。もちろん知人が借りたモーターホームよりサイズも小さいとは思うが、それでも現地で借りればかなり節約できる。

さあこれからデスバレーでのVanLifeが始まる。相棒は世界的に有名なコーチビルダー「Winnebago」社がカスタムしたダッジ。

もう少し詳しく料金の話をしよう。

今回、普段、自分が所有しているフォードと同サイズのモーターホームを借りた。

基本的な料金が約4万ほど。それに加えて、保険が最高補償額を担保してくれるタイプで、やはり約4万ほど。

これに走った距離、マイレージの料金が加算される。例えば、今回はラスベガスで借りて同じところに返却する。目的地はデスバレー国立公園。ラスベガスとデスバレーの距離は往復で400マイルほど。もちろん国立公園内でもウロウロするので、実際は倍の距離の800マイルと仮定する(今現在、デスバレーでこのブログを書いているので、まだ返却していない)。で、1マイルに付き、約40セントが加算されるので、800マイルとして約320ドルだ。

つまりさきほどの基本料+保険料、そしてこの320ドルが加算され、実際のところ日本円で約12万ほどになる。

これまでアメリカに来るとレンタカーを借りて、モーテルを転々としていたが、仮にレンタカー(ミニバンクラス)を12日間借りれば10万以上は確実にかかるし、一泊1万円のモーテル(だいたい平均でこれくらいだ)12万はかかる。

つまりRVパークなどの宿泊料を払っても、お釣りが来る予算感である。

海抜より低いデスバレー。真夏には50度超えも!

こうして一見、優雅に見えて、実はかなり節約のアメリカでの初VanLife。どんな話が飛び出すのか?

乞うご期待!