憧れのVanLife29 トレイルと相性が最高!

COLUMN

2020年04月06日

デスバレー国立公園を一旦、離れ、「Beatty」という町でシャワーを浴び、溜まった洗濯物をコインランドリーに出し、心身ともにリフレッシュした後、再び、デスバレーに戻ってきた。

もちろんフルフック設備のあるキャンプ場はすべて予約でいっぱいなので、その中でもロケーションのいいキャンプ場を探す。

最終的にファーニス・クリークのビジターセンター近くの「「テキサス・スプリングス」というキャンプ場に宿泊することにした。

このキャンプ場は少し高台に位置しており、周囲は奇岩に囲まれ、なかなか雰囲気のあるキャンプ場である。

好みのサイトを選び、入り口にある自動販売機で宿泊数分の料金をクレジットカードで支払い、その領収書をサイトの立て札に挟んでおく。こうすると巡回に来たレンジャーが、チェックアウト予定日をその立て札に書き込んでくれる。

ちなみに他のデスバレー内のキャンプ場同様に、一泊16ドルで、かなり広い敷地に、テーブルと椅子がセッティングされている。

「テキサス・スプリングス」のキャンプ場。周辺は奇岩に囲まれた静かなキャンプ場だ。

ところで我々の旅のスタイルは、トレイルを歩くということが、国内、海外を問わずに主流となっている。特にアメリカの国立公園は、興味深いトレイルが多数存在しており、ただ景勝地を訪れるだけではなく、そのトレイルを歩くと、そこにある自然の醍醐味が存分に堪能できるのである。

トレイルの見つけ方はその地によって様々であるが、まず第一にビジターセンターに行って、現地のハイキングマップを貰う。次にアメリカのトレイルを詳しく網羅した「All Trails」というアプリを使って、その周辺のトレイルをリサーチする。

※アプリについてはこちらを参照
https://www.alltrails.com/

この「All Trails」というアプリには、トレイルのアクセスの仕方、距離と大凡の所要時間、そのトレイルの難度などが写真と共に紹介されており、アメリカのトレイルを歩くのに欠かせないアプリである。

あとは現地で出会う人たちとの情報交換である。この情報も貴重で、この情報を元に、これまでにも多くの楽しいトレイルと出会った。

こうして調べたトレイルの入り口である「Trail Head」にクルマを停め、そこから歩き始めるのである。

だいたいはこの「Trail Head」へは早朝に着くようにしている。

理由は主に2つ。

早朝だと駐車場に空きがある。

第二に早朝のトレイルは朝陽を浴びて美しい。主に二番目の理由で早朝を選ぶのだが、何回も言うように、特にデスバレーは日中暑いので、早朝から歩き始めるのがベターである。

そして「VanLife」というスタイルが、このトレイル歩きとの親和性が高い。

早朝にVanで「Trail Head」に到着して、クルマを停める。そして簡単な朝食を作って食べる。

キャンプ場入り口に、クレジットカードで購入できる券売機あり。最初にサイトの空きを確認して購入すること。

「All Trail」でリサーチしたトレイルが長距離で、昼までに戻って来られない場合は、朝食のついでにランチも作って行き、そのランチを持ってトレイルに入っていく。午前中に戻って来られるなら、トレイルを歩いた後に、そのまま「Trail Head」の駐車場でランチを食べる。

このように「VanLife」とトレイルは、最高の相性と言えるのである。

特に朝陽や夕景などの撮影をする時には、なくてはならない存在になるのである。

以前にも言ったが、デスバレーの公園内の宿泊施設はとても高額である。

それが主な理由で、今回のデスバレーの旅はモーターホームを借りることにしたのだが、こうしてトレイルを最大限に満喫するためにも、この選択は正しかったのである。

「Trail Head」にVanを停めて歩き始める。「VanLife」とトレイル・ウォークの相性は抜群!